体幹トレーニングの真実
「体幹トレーニングは体幹を鍛える」というイメージかもしれません。
ところが、近年の研究の結果、体幹の力を活かすには、「鍛える」ではなく、
「使える」ようにすることが重要であることが分かってきました。
まさに昔の日本人が理解し、実践していた身体の使い方(体幹の中心である丹田を使う)です。
体幹が使えれば、スポーツでも、日常でもアナタは変わります!
そのカギが『体幹チューニング』です。
あるキックボクサーを強くする為に開発され、
そのキックボクサーがチャンピオンのまま引退したことにより公開された秘伝の丹田開発法。
それが『体幹チューニング』です。
キックボクサーだけでなく、色々なスポーツ選手はもちろん、
サラリーマン、主婦、子育て中のママさんにもその効果は実証されています。
実践している有名選手

- 生長奈緒美(盲目のスイマー、日本身体障害者水泳連盟 国際大会強化指定選手)
- 小林 聡(元WKA世界ムエタイ・ライト級王者)
- 伊調 馨(リオオリンピック女子レスリング金メダリスト)
体幹チューニングの効果
- 競技でのパフォーマンスアップ
- 体幹の軸を意識できるようになる
- 自律神経が整う
- リラックスできる
- 全身の筋肉がゆるむ
- 心が落ち着く
- 立ち姿(ボディーライン)が美しくなる
- よく眠れる
体幹チューニングって何ですか?
体の真ん中、胴体の部分を「体幹」と言います。
その「体幹」の中心はお腹です。
そして、チューニングは「調律」と言い、楽器の音を合わせることです。
ブレている音を本来の音に合わせて、楽器の持つ美しい音色を引き出します。
体幹チューニングで、お腹を調律し、
人間の体が持っている本来の機能(潜在能力)を引き出すことができます。
現在の自分自身の能力を最大限に引き出し、
健康の基礎を作り、土台(ベース)を整えます。
その上に積み上げていくことでより健康に、美容に、
スポーツパフォーマンスの向上にとレベルアップすることができます。
こんな方にもおススメ
☑ いつも疲労感があって、朝起きられない
☑ 偏頭痛、だるさを感じている
☑ 子育て中のストレス、仕事のストレスでイライラして眠れない
お腹のメカニズム
日本では、お腹は昔から「丹田」と言って、体の中心と考えられ、
武道などでは意識して開発されてきました。
では、お腹はどのように大切なのでしょうか。
①体を安定させて、体幹軸を作る
骨が体を支える柱です。
骨がないと体は安定しません。
もちろん体の後ろ側には背骨がありますが、
体の前は胸には肋骨があるのに、お腹には骨がありません。
では、お腹はどうやって体を支えているのでしょうか?
お腹には、骨はありませんが、筋肉の風船が入っていて、
その風船を膨らませることで体を安定させています。
その膨らませる力が「腹圧(腹腔内圧)」です。
腹圧が低くなると風船がしぼんで、前かがみになるので、
肩、背中、腰の筋肉が、頑張らないと立っていられません。
腹圧を高く保ち、体を安定させることで、体幹軸が意識できます。
②新陳代謝の中心である「内臓」
お腹には、内臓が入っています。
内臓は、生きるために必要で大切なものです。
食事をすると、食べ物を消化して栄養を吸収したり、
いらないものを排泄したりと日々働き続けています。
また、内臓は、お腹の中でぶら下がっているので、
腹圧が低くなると重力に負けて下に下がってきます。
押し潰されて、うまく働けなくなります。
腹圧を高く保ち、内臓を持ち上げることで、
働きやすくなり、体の回復力がアップします。
③体をコントロールする「自律神経」
自律神経は、集中とリラックスを切り替えています。
交感神経=集中、副交感神経=リラックスの2つのスイッチがあります。
簡単に言うと、朝起きて体が動き始めると交感神経、
夜眠ると副交感神経のスイッチが入ります。
自動的にスイッチを切り替えることで、
体を良い状態にする為に日々働いているのが、自律神経です。
その自律神経を切り替えるスイッチ「太陽神経叢」が、みぞおちにあります。
お腹が整うと自律神経も正常に働き、心と体のバランスが整います。
*普段あまり気にしていないお腹には、大切な働きがたくさん詰まっています。
